moon in the dusk

http://hakuboniukabutsuki.g2.xrea.com

About This Site

ご訪問ありがとうございます
管理運営人による一次テキスト創作サイトです
UP 『“連作・修羅” 外伝5・巴』UP(5th.Nov.2022)

当頁以外の拍手ボタンは現在サーバ移転に伴い機能しておりません
当頁の拍手及びメールフォームをご利用下さいますよう御願い申し上げます

サイト内著作物における無断転載及び無断転用はこれを固く禁じます
誤字脱字がございましたら御報告頂けますと大変嬉しく存じます

サイト名:moon in the dusk
管理人名:moon in the dusk(もしくは「宵月」)




Works' Short-Cut



Yoitsuki-Hiyori

5月8日
皐月。新緑をさらさらと抜けてゆく風が大変に心地好いです。
「半ドン」って、もう死語……なんでしょうね。実際、半ドン、やっている仕事場も、もう、なくなってきているんじゃないかな。私の勤めていた処、ええ、若かりし頃ですよ(笑)、は、土曜日が半ドンでした。私、好きだったなぁこの土曜日の半ドン。大抵、直帰なんてしないで、近くのデパートの地下にあった、安くて美味しい中華料理屋さんで、これまた半分半分の、半チャー半ラーメンってのを食べて、それからいそいそと遊びに出かけましたっけ。勤務先がもう都会ですから、遊びに出るのも地下鉄で一駅、二駅です。一人、レコード店巡ったりウィンドウ・ショッピングを楽しむ事もあれば、待ち合わせて友達と一緒の時もありました。時には急に友達に会いたくなって「今○○に居るねんけど〜。出て来られへん?」なんて呼び出したりして。だいたい私は大層な面倒くさがり屋だから、休日であればもう、家から出たくない、だらだら家で過ごしたい、って感覚になってしまうんです。でも、半ドンだと、もう既に仕事で都会に出て来ているから。そしてお昼にはもうあと、ずーーーっと自由、の時間があるんだから。とっても時間を有効に使えた気がします。半ドン、いい文化だったと私は思うなぁ。中途半端とか、曖昧とかって、なんだかやっぱり好きなんですよね(笑)。





†「宵月日和過去ログ」はこちら†

Photo by Neo Himeism

twitterへはこちら“ border=

copyright (c) moon in the dusk all rights reserved.