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管理運営人による一次テキスト創作サイトです
『“連作・修羅” 外伝5・巴』UP(5th.Nov.2022)
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サイト名:moon in the dusk
管理人名:moon in the dusk(もしくは「宵月」)
Works' Short-Cut
Yoitsuki-Hiyori
6月9日
あっという間に水無月です。
このHPに使用しているメールフォームが、いつの間にやら使用不可能になってしまっている事に、つい最近気付きました。もうあっちもこっちも瑕疵だらけでお見苦しい事甚だしいですが、とりあえず「作品が普通に読める」「管理人に連絡がつく(このページの「拍手」か、若しくは「mail」画面に記してある管理人直接へのメールアドレスからメールを送って頂く)」この二点、何とか死守して管理していきたいと思います。つたなすぎるHPですが今後もどうぞ宜しくお願い致します。
さて最近何らかの記念の年とかあるのか、『赤毛のアン』が取り上げられる事が多いように思います。今もそれを原作としたアニメ『アン・シャーリー』がNHKで放送されています。『赤毛のアン』は私の少女時代にも、少女が読む名作として冠たる地位を誇っていました。で、私はというと、「夢見る孤児だった女の子の物語」というただそれだけで、「あ、要らんわ」と、読まずに来たという、子供の頃からのヘンコっぷり(笑)。そんな私が『赤毛のアン』について、ほんのちょっぴりだけ興味を持った、のは、大学に入って初めて出来たお友達の、彼女は遠くから出て来て大学の近くに下宿していたのですが、その下宿先に遊びに行かせてもらった時に、その本棚に、これが並んでいた事からでした。彼女は宝塚歌劇も大好きで、私とはそういう意味では趣味は全然違ったのです。それから数十年の時が流れ、つい最近、昔のアニメの再放送やら、海外ドラマやらで、アンを知る事が出来ました。勿論、小説を読むのとは恐らく随分違う面もあるとは思いますが、まぁ大方の流れなどは知る事が出来たかなという感じではありますが。やはり今でも、私という人間には、そう、大層興味を引かれるとか、心に残るとか、そういった面は殆どないのですけれど、ただ、あの、大学の時の友人が、この作品を大好きだった、という、それが、とてもとても腑に落ちて、ただそれだけでも私にとっては、とても嬉しい事であったのです。彼女は、苦労して小学校の教員免許を取り、そして半生を小学校教諭として立派に勤め上げました。これもまた、『アン』が、彼女の根底にありもしたのかな、など想像したりします。ひとつの作品というのは人それぞれに色んな位置にあるものです。私達の学科は英語専門だったので、彼女はもしかしたらこの作品を原文で読めるようになりたかったのかな、等と、六月生まれの彼女に想いを馳せます。私には『赤毛のアン』は、そういう位置にある、作品です。