moon in the dusk

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UP 『“連作・修羅” 外伝5・巴』UP(5th.Nov.2022)

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Works' Short-Cut



Yoitsuki-Hiyori

10月6日
10月はひとつの国、神無月。
今日は仲秋の名月です。十月にあるのは少し珍しい気がする。少し前まで天気予報では今日は曇で、あまりお月見は期待出来ないという感じだったのだけれど、実際に今日となると晴れている。朝方まで雲も多く残っていたから、一番美しい雲たなびく十五夜、が、見られるかも知れない、と、わくわくしながら、芒を飾りお月見団子も買って来て準備万端である(笑)。そういえば友人が、最近空を見上げて月を見ることが多くなった、と言っていて、気持ちがものすごく分かる! と、思った。思いはしたのだけれど、実際の私はというと、残念ながらそれが全く出来ていない。お月さんカレンダーもあるというのに。何故ならまず、自室の窓は北向で見えない。唯一見えるベランダに出るには人の部屋を通らなければならない、というこの何とも風情のない家の故なのであります。玄関から外に出るという方法もあるけれど、それもまたいちいち面倒だし。これでも、裏の家が平屋だった昔は、東にそびえる山の稜線から月が昇り来る様が手に取るように眺められるという、最高に美しく贅沢な刻を持つことが出来たのだけれど。まぁ、色々と愚痴を言っても始まらない、そんな様々なこちらの都合を他所に、月はただのぼり、沈みゆく。だからこそ、美しいんだなぁ。これからますます、月の季節になってゆく。せめて気持ちだけでも、寄り添いたい、と、思う。





†「宵月日和過去ログ」はこちら†

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